今日は、楽器練習休みました。
土曜日はいろいろとあって、気持ちが追い付かないので・・・
1週間に1度、土曜日を楽器・休みの日と決めます。
ということで、今日はドラマを見ました。
最近ハマっているドラマを紹介します。
韓国ドラマで、
「ウ・ヨンウ弁護士は天才肌」
というドラマです。
自閉スペクトラム症を持つウ・ヨンウという女性が
優しい同僚に見守られながら弁護士として活躍するという物語。
実は自分も、自閉症スペクトラムではないかと疑った時期がありました。
何で人生、生きるのがつらいんだろうと思っていた時に、ネットの情報で、
「アスペルガー症候群」という障害について読み、サイト上で出来る
簡易テストを行ってみたところ、障害に近い、高い点数がでました。
専門医に診断してもらったわけではないので、確定はしていないのですが、
人生の中で苦労してきた原因を大方言い当てているような気がしました。
知能の遅れを伴わない、見た目はかなり普通の自閉症があることは知りませんでした。
今、盛んに取り上げられている「発達障害」の一つです。
アスペルガー症候群という言い方はもうしなくなったようで、「自閉症スペクトラム障害」と、現在は呼ばれるようになったようです。
幼稚園の時、自分は、保母さんが「教室に戻りなさい」と声をかけても、
必ずひとり戻ってきていない子供だったそうです。
一人遊びに夢中になって、保母さんや、周りの子供達の声や様子を全然把握できていなかったようす。みんなが教室に戻っても、一人で、一生懸命鉄棒をしていたり、水飲み場で、コップに水を入れては流し、入れては流し、という遊びを延々としていたとかいう話も聞きました。
小学校のころいじめられたのは、「空気を読めない」子供だったからかもしれません。
人の感情を想像したり、臨機応変に対応したりするのは極端に苦手です。
想像力も乏しく、小説なんかは意味が分からないことが多くほとんど楽しむことができません。
チームワークというものが一番苦手です。チームの中で自分がどう動いたらいいのか、
さっぱりわかりません。もちろんチーム制のスポーツもからきしダメ。
人の表情が良く分かりません。特に、怒りの感情を察知しにくく、
接している人が突然怒りを爆発させるということが、今までによくありました。
多分小さな怒り(イライラなど)を察知できなかったのが原因ではないかと思います。
それで、包丁突き付けられて殺されかけたんですけどね。
そんな感じで、障害が診断によって確定しているわけではないのですが、
かなり自分は近いなあと思っています。
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「ウ・ヨンウ弁護士は天才肌」のドラマは、とても温かい世界観の話で
癒されます。
障害があっても同僚の大半はヨンウを一人の弁護士として認めてくれているし、
持ち前の記憶力などを武器に、弁護士として活躍していくさまも痛快です。
彼女の立ち振る舞いもなんか愛くるしくて、思わず応援したくなります。
このドラマのことを知ってから、久しぶりにネットフリックスに課金しました。
今、広告付プランがひと月700円台であるので、ネットフリックスも少し身近になりました。広告付と言っても、コマーシャルが番組の途中で出て来るのをまだ見たことがありません。
この手のドラマ昔あったなぁと思い、思い出しました。
和久井映見主演「ピュア」というドラマでした。
ヒロインはサヴァン症候群のアーティストでしたね。
天才的な芸術センスがあるけど、父親が死んだことを理解できなくて、
いつも空に向かって父親に話しかけているようなヒロインだったような記憶があります。
和久井映見さんが着ていた黄色いコートがとても印象的でした。
主題歌はMr.Childrenの「名もなき詩」でした。
そんな記憶はあるけれど、ストーリーとしては、
「ウ・ヨンウ弁護士は~」の方が好きですね。
「障害」をネタにストーリーを作ったり演じたりするのは
とても難しいことで賛否両論あると思います。
いしだ壱成が知的障害者を演じた「聖者の行進」なんかも見ましたが、
あれはなんか見てられませんでした。
このドラマの主題歌は、中島みゆきの「命の別名」で、そのカップリング曲が、
いま盛んに結婚式とかで歌われる「糸」という曲だったという蘊蓄もあります。
「ウ・ヨンウ弁護士は~」のドラマは、
とにかく温かくて癒される感じが好きです。
まだ3話しか見てませんが、これからの展開も楽しみです。
※私は精神障害者ですが、「障碍者」とか「障がい者」という表記が嫌いです。
読んでいて逆に気になってしまうからです。